くわべの魅力発見!

桑部まちづくり協議会では「くわべの魅力発見!事業」を進めています。
その中には次の事業があります。

(1)くわべのたから
(2)ホタルの再生
(3)地産地消事業

ここでは、これらの事業で得られた地域の魅力(自然、文化、歴史、行事など)を掲載していきます。

1.桑部の自然
桑部地区の南部には里山が広がり、豊かな自然が残っています。
人間界と自然界が接する場所である里山は、自然の恵みをもたらしてくれますが、他方では獣(猪、猿、鹿、ハクビシンなど)による農作物への被害も起きています。
そのため、電気柵などによる獣害対策を施すことが普通となりました。
里山の管理は、農家組合、営農、自治会、猟友会、桑名市、三重県が行っています。

(1)里山のうぐいす
3月中旬になると、うぐいすの鳴き声が聞こえてきます。
里山の奥深くまで入ることなく、舗装された道路をウォーキングしていても聞こえてきます。
さえずりの「ホーホケキョ」という鳴き声は、桑部地区内の東部、中部、西部で違っていました。
聞き比べてみてください。
各画像の中にある三角印をクリックすると画像と音声を再生します。
うぐいすの鳴き声が聞こえてくる方向の画像を撮っていますが、うぐいすは写っていません。

桑部東部(2022.4.4)
桑部中部(2022.3.31、2022.4.19)
桑部西部(2022.4.8)
(2)鴨、鷺
鴨や鷺は、里山の溜め池や員弁川(町屋川)でよく見かけます。
暖かくなってくると、車通りの激しい道路際の用水路でも鴨を見かけます。
昨今の用水路にはプラゴミが浮いていたりして、きれいな状態ではありませんが、元気そうに泳いでいます。
6月になると、親鴨が子鴨を引き連れて田んぼを渡り歩く光景が見られます。
その頃には、田んぼで鷺もよく見かけるようになります。
鴨や鷺に限らず、鳥類は視力がよくて警戒心が強いので、遠くからでも人が近づくと逃げていきます。
驚かせないよう、遠くからそっと観察してください。
これらの写真を撮るまでに、鴨や鷺を何回か驚かせてしまいました。
スマホで遠くから撮っていますので、小さな姿でしか写っていないのが残念です。

(3)鳥のソーシャルディスタンス
令和4年3月の初めに、桑部橋下流の工事現場付近で、カラス、鷺、鴨が休憩していました。
互いに間隔をとりながら、ほぼ一直線に並んで休んでいる光景は、ソーシャルディスタンスの取り決めがあるかのようでした。
写真に写っているのは、左からカラス、鷺(白)、カラス、カラス、カラス、鴨、鴨、鴨、と思います。
(4)田んぼのある風景
稲作は縄文時代から受け継がれている文化財産です。
不断の改良が施され、時代と共に変化してきました。
今では、太陽光発電と組み合わせた営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)が提案されるに至っています。
太陽、稲、水、土を結びつける田んぼは、いつの時代でも見る者の気分を落ち着かせ、四季の移り変わりを感じさせてくれます。
特に、田植え前後の田んぼに映る夕日は、驚くほどきれいです。

(5)ホタル
桑部まちづくり協議会は「ホタルの再生」を事業の一つに掲げています。
桑部小学校内の水槽と上陸・羽化装置を使って、ホタルの成長の様子を観察しています。
3月には、桑部小学校の子どもたちが地区内の水路に幼虫を放流します。

ホタルは5月末頃から飛び始めます。
その時期にホタルの探索や鑑賞に出かけてみてはいかがでしょうか。
天気が良く、風がない日の夜8時から9時過ぎによく飛びます。
安全のため長袖、長ズボン、手袋、長靴姿で、草むら等には立ち入らないことをお勧めします。
子どもの皆さんは大人の人と一緒に行ってください。
また、ホタルは自分より明るい光を嫌います。
暗闇に目を慣らすようにし、ライトはなるべく使わないようにしましょう。

桑部地区での生息数はまだまだ少ない状態です。
鑑賞のみとし、捕まえて持ち帰らないようご協力をお願いします。

(6)メジロ
2月中旬になって梅の花が咲き始めると、メジロが飛んできます。
とりあわせが良いことのたとえとして「梅にウグイス」と言われますが、実際にはメジロが好んで飛んできます。
梅の花が咲き乱れる中、あっちこっちと枝を飛び回る愛嬌のある鳥です。
枝にじっと留まっていてはくれないので、写真を撮るのに苦労しました。
2.桑部の神社
資料を収集しています。
3.桑部あれこれ
桑部地区在住の方からいただいた投稿記事を、「くわべちくりん」やこのホームページに掲載していきます。
まちかどで見つけた小さな発見、メンバー募集など、ジャンルは問いません。
写真やイラストがあれば一緒にして、書面またはeメールで下記までお送りください。
・書面の場合:桑部まちづくり拠点施設
・eメールの場合:kouhouあっとマークkuwabematikyou.com (あっとマークを@に置き換えてください。迷惑メール対策です。)

(1)桑部西部からちょっぴりおそい夏だより2023
---桑部西部にお住まいの方から2023年8月末にいただいた投稿です。---
能部地区にも「地蔵盆」があります。
地蔵盆は子どもが主役のお祭りです。
今年も、親の会のお母さん達と自治会のお世話で行われました。
子ども達が集まり、たくさん遊んで、元気に育っていることをお地蔵様に見て頂きました。
最後はお寺さんと一緒にお参りをして終了。
「能部のお地蔵さん鉦のたたき方」というのも伝わっています。
失われつつある地域社会の行事です。
今後も受け継いでいってほしいものです。